インテリックス<8940>は4日、2020年5月期第1四半期(19年6月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.4%減の76.90億円、営業利益が同76.7%減の0.36億円、経常損益が0.39億円(前年同期は0.71億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が同99.2%減の0.00億円となった。

主要事業である中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)の売上高は前年同期比0.0%減の65.66億円、営業利益は同33.4%減の0.90億円となった。リノヴェックスマンションの販売件数は、首都圏が同10.3%減となったものの、地方主要都市が同22.4%増となったことにより、全体では同4.8%増の283件となった。一方で、エリア別の売上構成として、地方主要都市の割合が高まったことにより、平均販売価格は同4.6%減の2,303万円となった。

その他不動産事業の売上高は前年同期比2.3%減の11.24億円、営業利益は同32.4%減の1.10億円となった。リースバック物件の取得が進んだことによる賃貸収入の増加、リノベーション内装事業売上の伸びがあったものの、物件販売が同30.0%減となった。

2020年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.1%増の421.82億円、営業利益が同30.4%減の11.64億円、経常利益が同45.6%減の7.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.8%減の5.00億円とする期初予想を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 インテリックス---1Q売上高微減、リノヴェックスマンションの販売件数が順調に推移