キャリアリンク<6070>は4日、2020年2月期第2四半期(19年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.7%増の103.86億円、営業利益が3.47億円(前年同期は0.14億円の利益)、経常利益が同471.3%増の3.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.53億円(同0.16億円の利益)となった。

事務系人材サービス事業の売上高は前年同期比1.2%減の74.72億円、営業利益は2.98億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。消費税増税関連のスポット案件が予想以上に獲得できたことやテレマーケティング事業者向け及び金融機関向けの派遣案件が好調に推移した。一方で、民間企業向けBPO大型プロジェクト案件の1つが前期で終了した。

製造系人材サービス事業の売上高は前年同期比11.4%増の16.19億円、営業利益は同67.2%減の0.05億円となった。中国経済の減速の影響を受け、製造加工業者からの受注量が減少したものの、食品加工業者からの受注量が引き続き好調に推移した。

営業系人材サービス事業の売上高は11.55億円、営業利益は0.44億円となった。2018年10月から受注開始したキャッシュレス決済関連受託業務の受託地域が順調に拡大した。

2020年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比16.3%増の216.68億円、営業利益が同124.9%増の4.22億円、経常利益が同44.5%増の4.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同64.7%増の2.81億円とする期初計画を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 キャリアリンク---2Q増収、大幅増益、消費税増税関連案件の受注等が好調に推移