JIG-SAW<3914>は、9日、2019年12月期第2四半期(19年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比25.4%増の8.63億円、営業利益が同13.6%増の1.81億円、経常利益が同15.2%増の2.83億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.8%増の1.92億円となった。

同社のマネジメントサービス事業の売上は、安定した完全サブスクリプションモデルの継続課金売上と一時的なスポット売上で構成されている。当第2四半期累計期間においても、引き続き解約率の低い月額課金案件の受注獲得を推し進め、前年同期と比較して月額課金売上は1.92億円純増し、上場以来18四半期連続で過去最高の月額課金売上のプラス成長となり、極めて堅調に推移している。

IoTサービス「neqto」については、機器のIoT化と双方向通信制御のエンジン「neqtoエンジン」のライセンス提供を開始し、加えて建機分野における自律・協調制御・自動操縦等を実用化する業界標準機開発についての共同プロジェクトへの契約合意など、具体的な取り組みも継続している。さらに、今年設立した米国及びカナダの現地子会社2社の稼働開始により、国内だけではなく海外も含めたグローバル規模での様々な企業群との連携を見込んでいる。将来に向けた投資である研究開発費・販売促進費・人件費・グローバル展開のための経費は、前年同期と比較して約0.99億円増加している。

2019年12月期については、同社グループを取り巻く事業環境や海外子会社設立を契機としたグローバル展開を大きく加速させることを踏まえ、「上場来5期連続の増収増益及び過去最高の当期純利益」となることを見込んでいる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 JIG-SAW ---2Qは2ケタ増収増益、マネジメントサービス事業の売上が極めて堅調に推移