TDCソフト<4687>は6日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.8%増の60.12億円、営業利益が同14.7%減の3.40億円、経常利益が同15.8%減の3.66億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.4%減の2.42億円となった。

アプリケーション開発分野(金融)の売上高は前年同期比17.1%増の33.89億円となった。保険業向け大型システム開発案件が堅調に推移した。

アプリケーション開発分野(法人)の売上高は前年同期比2.2%増の12.81億円となった。製造・流通業向けの開発案件等が堅調に推移した。

ソリューション分野(インフラ・ネットワーク)の売上高は前年同期比12.3%減の8.11億円となった。製造業向けのITインフラ構築案件が堅調に推移したものの、ネットワークインテグレーション分野が減少した。

ソリューション分野(パッケージ等)の売上高は前年同期比5.7%増の5.29億円となった。CRM等のクラウド関連ソリューションが堅調に推移した。

なお、販売管理費については、顧客のデジタルフォーメーション推進に向けた提案営業部門の創設や、人材開発、研究開発投資等を増加(前年同期比6.5%増)させたことにより営業利益は減益となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.5%増の270.00億円、営業利益が同2.0%増の22.00億円、経常利益が同0.1%増の22.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.4%増の14.90億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 TDCソフト---1Qは売上高7.8%増、アプリケーション開発分野及びソリューション分野(パッケージ等)が好調