■株主還元策について

エスプール<2471>は配当方針として、中長期的な企業価値の向上と継続的・安定的な配当の両立を目指し、連結株主資本配当率(DOE:当期配当金÷前期末株主資本)で5%を目安に配当を実施してきた。2019年11月期は創立20周年の記念配当3.0円を実施し、普通配当7.0円と合わせて前期比2倍となる10.0円(DOE7.8%)を予定している。なお、今後の配当方針については、株主還元の強化に向けて改めて検討していく意向を示している。

また、同社は、2019年2月に東証JASDAQ市場から第2部に市場変更を行ったが、さらに第1部への市場変更に向けて株主数の形式要件(2,200人)を満たすため、2019年7月に46万株の株式分売を実施した。これによって要件をすべてクリアしたため、2019年7月26日付で、東証第1部銘柄に指定されることとなった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 エスプール Research Memo(6):株式分売の実施を経て要件をクリア、2019年7月26日に東証1部へ市場変更