ファーストコーポレーション<1430>は9日、2019年5月期決算を発表した。売上高が前期比8.7%減の190.15億円、営業利益が同16.4%減の18.77億円、経常利益が同16.1%減の18.74億円、当期純利益が同18.7%減の12.75億円となった。

創業より順調に業容が拡大し、東京圏のマンション建設市場において認知される存在となったが、用地確保競争激化の影響から、当事業年度は用地成約4件、うち売却2件と苦戦し、造注案件の受注2件と低調な結果となった。当事業年度を踊り場の時期ととらえ、造注方式のシェア回復を図るとともに、九州支店を拠点とした事業推進、アクティブ・シニア向けマンション及びリノベーション事業の推進に加え、当事業年度より参画した再開発事業へも積極的に取組み、業容の拡大と利益の確保に努めていくとしている。

2020年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.2%増の200.05億円、営業利益が同31.7%減の12.82億円、経常利益が同32.6%減の12.64億円、当期純利益が同31.2%減の8.77億円を見込んでいる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ファーストコーポレーション---19年5月期減収なるも踊り場の時期として、次年度は業容の拡大と利益の確保に注力