三和ホールディングス<5929>は3日、子会社の三和シヤッター工業が手動式シャッターの開放や停電時の電動式シャッターの開放が容易にできるシャッター開放用電源供給システム「Eコネクト」を7月8日より発売すると発表。

「Eコネクト」は、手動閉鎖装置または防災信号を受けた手動式シャッターが自重降下した後、電源供給元から専用ケーブルを電源接続コネクタに接続してシャッターを開放させるシステム。手動式シャッターの開放用電源供給システムとしては業界初。停電時の電動式シャッターにおいても、バッテリー装置または発電機を接続することで開放が可能になる。

手動式防火・防煙シャッターを複数設置している大型施設に設置することで、開放作業を電動化でき、作業効率を大幅に改善できる。管理併用しない電動式防火・防煙シャッターにおいては製品コストの低減だけでなく、電源の供給元からシャッターまでの配線工事が不要となり電気工事のコストも低減できるという。管理併用の電動式防火・防煙シャッターにおいては、既設のシャッターに追加することで災害等による停電時のBCP対策としての導入が期待される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 三和ホールディングス---シャッター開放用電源供給システム「Eコネクト」を発売