a) デバイス事業:得意先別売上高 デバイス事業における主要ユーザー別の売上高では、デンソー向けが60,754百万円(前期比3.4%増)、トヨタ自動車向けが7,159百万円(同11.4%増)、東海理化<6995>向けは4,479百万円(同8.3%減)、その他9,485百万円(同6.6%減)、海外子会社得意先は13,813百万円(同17.6%増)となった。
b) デバイス事業:海外地域別売上高 デバイス事業における地域別売上高は、日本81,878百万円(構成比85.6%、前期比2.1%増)、アジア5,390百万円(同5.6%、23.3%増)、アメリカ6,954百万円(同7.3%、18.9%増)、欧州1,468百万円(同1.5%、3.5%減)となった。アジア向けではアジア戦略カーの影響で伸び率が高かった。アメリカは需要そのものが堅調であったが、一方で欧州は担当する顧客の状況及びLCD機器の大型化への切替期による一時的な減少などから減収となった。
a) ソリューション事業:事業別売上高 ソリューション事業における事業別売上高は、ITが9,901百万円(前期比25.0%増)、組込が9,178百万円(同13.2%増)、計測が4,248百万円(同0.1%減)となった。計測の売上高は横ばいにとどまったが検収の遅れ等によるもので、利益面では貢献している。各サブセグメントともに大きく利益貢献したが、特にITでは、Factory IoT向けやWindows10への買換え需要が好調であった。
b) ソリューション事業:業種別売上高 ソリューション事業における業種別の売上高では、自動車が9,791百万円(前期比15.4%増)、FA・産業機器が8,789百万円(同14.3%増)、OA・その他が4,747百万円(同15.6%増)となった。各業種向けがともに2ケタ増収となり堅調に推移したが、特にFA・産業機器では、主にマテハン機器メーカー向けに組込関連の製品が伸びた。