■株主還元

三和ホールディングス<5929>は株主還元を配当によることを基本としている。その実施に当たっては、企業体質の改善、経営基盤の強化を図りつつ、企業価値増大に向けた経営をさらに推進するため安定した配当性向を維持し、連結業績に連動した利益配分を行うことを基本方針としている。具体的な基準としては、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向35%を目安とすることを明言している。

2019年3月期については、事前の予想どおり、前期比2円増配の32円配(中間配16円、期末配16円)の配当を実施した。配当性向は34.4%となった。2020年3月期についてはさらに2円増配の34円配(中間配17円、期末配17円)の配当予想を公表している。予想1株当たり当期純利益97.79円に基づく配当性向は34.8%となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 三和HD Research Memo(13):2020年3月期は前期比2円増配の34円配の配当予想を公表