a) オートリース (株)トヨタレンタリースやオリックス<8591>などと同様に、自動車のリースを行う事業。したがって競合他社は多いが、特色としては比較的大型車(4トン以上)の取扱いが少ない。またメンテナンス部門を有していることから、メンテナンス付きで受注する場合も多い。リースは一度受注すると数年間継続することから、比較的安定した部門である。
b) 自動車メンテナンス受託 全国約8,300の自動車整備工場と提携し、他のリース会社からのメンテナンス契約を受託するもの。この部門の売上高は他社から受託したものだけで、自社リースに付随したメンテナンスはオートリース売上高に含まれる。
c) 燃料販売 石油元売各社から発行されるガソリンスタンド(GS)用の給油カードを主に販売する事業。車両1台に対して1枚のカードが発行されるが、販売先は必ずしも同社のリース先とは限らない。ガソリンの販売価格は同社が決定し全国一律価格で提供される。顧客にとっては、全国の支店や事業所等での利用を同一価格で一括請求してもらえるため、業務効率の改善につながるメリットがある。なお同社の売上高として計上されているのは、末端販売金額から仕入金額を差引いた分だけである。