SBSホールディングス<2384>の子会社SBSリコーロジスティクスは27日、物流不動産開発のESR(本社:東京都港区)が建設中の物流施設「名古屋大高ディストリビューションセンター」(名古屋市緑区)内に「名古屋大高物流センター(仮称)」を2019年10月に開設することを発表。

同社は、愛知県内に3か所の物流センターを稼働させて中部エリアでの3PL事業を展開しているが、さらなる拡大を目指して4センター体制とする。自動車部品、精密機器向け部品、電子部品などを対象にしたVMIの提供のほか、名古屋港や中部国際空港で輸出入される完成品・半製品・部品といった貨物の貿易実務の受け皿としても機能していく予定。さらに、名古屋市内に立地することから、日常品やネット通販商品などの消費財の出荷・供給拠点としても活用を進める。

また、AIや物流ロボットといった最新テクノロジーを積極的に導入していくことで、作業の省力化を推進、庫内オペレーションの安定稼働を実現していくとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 SBSホールディングス---10月、名古屋市に大型物流センターを開設