アンジェス<4563>は26日、重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療用製品について、厚生労働省から条件及び期限付き製造販売承認を取得したと発表した。

遺伝子治療用の国内承認は初めて。HGF遺伝子治療用製品は、同社が設立以来手がけてきた主力のプロジェクトであり、安静時疼痛及び潰瘍の改善を目的として、2018年1月22日に製造販売承認申請を行っていた。今回は、重症虚血肢の「標準的な薬物治療の効果が不十分で血行再建術の施行が困難な慢性動脈閉塞症における潰瘍の改善」を効能、効果又は性能として条件期限付で承認を取得した。安静時疼痛の改善については、今後同社で臨床試験等の実施が予定されている。

同製品の販売は、田辺三菱製薬が担当し、アンジェスは売上高に応じた一定の対価を田辺三菱製薬から受領する。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンジェス---HGF 遺伝子治療用製品の国内条件付承認を取得