パイプドHD<3919>は15日、同社連結子会社VOTE FORを存続会社とし、5月1日に同社連結子会社パブリカを吸収合併することを決定した。

VOTE FORは政治・選挙情報サイト「政治山」を運営し、ブロックチェーンなどの新技術を活かした投票システムの構築や、運営支援を通じたインターネット投票の実現・普及拡大を目指している。またパブリカは自治体等が発行する広報誌を記事ごとにデータ化し、インターネットで配信するサービス「マイ広報紙」を提供し、掲載自治体数は国内の自治体数の3分の1を超える700以上に及んでいる。

同社によれば、両者の主要取引先は政府機関、議会、官公庁、地方自治体等であり顧客基盤が共通、重複していることから、営業効率の向上、サービスラインナップの拡充、コンテンツの強化をはかることができるほか、販管費等の共通コストの削減をはかることで収益の向上が期待できると判断し、今回の組織再編に至ったとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 パイプドHD---連結子会社VOTE FORがパプリカを吸収合併。収益性の向上を目指す