(2)神戸クック事業 神戸クック事業の売上高は前期比37.3%増の1,712百万円、営業損失は43百万円(前期は108百万円の損失)となった。2018年10月期末の店舗数を見ると、「神戸クック・ワールドビュッフェ」が前期末比3店舗増の19店舗、「Green's K」が同1店舗減の8店舗、新業態の「馳走菜」が3店舗出店、「Green's K 鉄板ビュッフェ」が同1店舗減の1店舗となった。
増収の要因は、「神戸クック・ワールドビュッフェ」の店舗数増加が寄与した。FCオーナーの募集を再開しており、新規オーナーの出店も寄与した。2ケタ増収にも関わらず営業損失が続いたのは、「Green's K 鉄板ビュッフェ」や過去に展開していた業態における在庫評価損を第2四半期に計上したことが主因となっている。第3四半期は黒字化(第3四半期単独で15百万円の利益)しており、通期で見ても在庫評価損を除けば若干の黒字となっている。また、新業態である「馳走菜」については直営1店舗、FC2店舗を出店したが、いずれも販売が好調で黒字となっており、今後収益性の低い「Green's K」のFCオーナーに対して業態変更を薦め、業務スーパー内での出店も拡大していく方針となっている。