日本動物高度医療センター<6039>は7日、2019年3月期第3四半期(2018年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.3%増の19.24億円、営業利益が同34.0%増の3.14億円、経常利益が同47.2%増の3.21億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同60.8%増の2.60億円となった。

同社グループは、動物医療業界において、飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して高度医療への取り組みを続け、同社グループ内の診療実績を発表するための学会報告や、獣医師向けセミナー開催を積極的に行うことで、動物医療業界での信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めた。首都圏東部・北部のエリアをカバーする第3の診療施設として18年1月に東京都足立区に開院した東京病院も順調に推移しており、全体として初診数(新規に受け入れた症例数)は4,505件(前年同期比24.1%増)、総診療数(初診数と再診数の合計)は17,836件(前年同期比15.3%増)、手術数は1,333件(前年同期比14.1%増)となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.3%増の25.60億円、営業利益が同25.0%増の3.50億円、経常利益が同32.8%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.0%増の2.85億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本動物高度医療センター---3Qは2ケタ増収増益、総診療数・手術数が増加