東都水産<8038>は5日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%減の895.52億円、営業利益が同19.3%減の7.93億円、経常利益が同7.5%増の10.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.9%増の7.40億円となった。

水産物卸売事業の売上高は、取扱数量の増加等により、前年同期比1.1%増の829.71億円となった。営業利益は、人件費及び貸倒引当金繰入額の減少により、同114.9%増の3.26億円となった。

冷蔵倉庫及びその関連事業の売上高は、AERO TRADING社の売上高減少及び東水フーズが2018年3月31日をもって解散したこと等により、前年同期比25.6%減の61.17億円となった。営業利益は売上総利益率の低下及び埼玉県魚市場の物流センター稼働に伴う減価償却費の増加等により同52.8%減の2.94億円となった。

不動産賃貸事業の売上高は、賃貸物件の一部譲渡等により、前年同期比3.9%減の4.63億円、営業利益は同7.3%減の1.76億円となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.9%減の1,150.00億円、営業利益が同43.1%減の8.00億円、経常利益が同25.8%減の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.3%減の8.00億円とする11月に上方修正した業績予想を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東都水産---3Q売上高は微減なるも、主力の水産物卸売事業は大幅増益