シュッピン<3179>は5日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比13.5%増の259.16億円、営業利益が同6.0%減の11.55億円、経常利益が同5.9%減の11.46億円、四半期純利益が同6.6%減の7.84億円となった。

カメラ事業における大型の新製品発売前の買い控えや、一眼レフからフルサイズミラーレスへの転換期でミラーレス用レンズ拡充前である等の要因により、カメラ新品売上が伸び悩んだ。一方、中古カメラへの買替え促進、セール実施等による販売促進の強化により、取引量は拡大し、売上高は前年比13.5%増となったが、中古カメラの粗利率が低下、販売促進費の増加により前年同期比で減益。時計事業は好調持続。


2019年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比11.9%増の345.86億円、営業利益が同8.3%減の14.10億円、経常利益が同8.0%減の14.00億円、当期純利益が同11.4%減の9.55億円とする1月8日に公表した業績予想を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 シュッピン---3Qは売上高が13.5%増、顧客数拡大や既存顧客との取引量拡大が継続