東京センチュリー<8439>は4日、2019年3月期第3四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比5.5%増の7,877億円、営業利益が同3.3%増の592億円、経常利益が同13.2%増の668億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.9%増の408億円となり、いずれも第3四半期として過去最高となった。

米国大手航空機リース会社であるAviation Capital Groupの持分法適用関連会社化に伴う持分法投資利益の増加を主因とし、スペシャルティ事業分野が増益を牽引。さらに国際事業分野、国内オート事業分野も増益に寄与し、経常利益は前年同期比13.2%増加の668億円となった。830億円とした期初予想に対し順調に進捗している。利益の源泉となるセグメント資産残高は、2018年7月の神鋼不動産の連結化をはじめとしたスペシャルティ事業分野の伸長により、前期末比1,638億円増の3兆4,941億円となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.7%増の1兆500億円、営業利益が同3.1%増の760億円、経常利益が同5.0%増の830億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.3%増の515億円としている。経常利益は10期連続で過去最高益更新を計画。次期の配当金については、前期比8円増配の122円を予定。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京センチュリー---3Q経常利益13.2%増、過去最高益更新にむけて順調な進捗