エレマテック<2715>は1月31日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.6%減の1,400.14億円、営業利益が同5.6%減の48.79億円、経常利益が同3.7%減の46.99億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.9%減の33.85億円となった。

自動車の電装化比率の拡大により、自動車向け各種関連部材の販売は堅調に推移したものの、スマートフォンの普及一巡に伴う需要停滞の影響を受け減収となった。

地域別販売状況の概要では、日本は、自動車向け各種関連部材の販売は増加したものの、スマートフォン向けディスプレイ関連部材の販売が減少した。中国は、テレビ及びスマートフォン向けディスプレイ関連部材の販売が減少した。その他アジアは、医療機器関連部材の販売は増加したものの、スマートフォン向けディスプレイ関連部材の販売が減少した。欧米は、自動車向け各種関連部材及びテレビ向けディスプレイ関連部材の販売が増加した。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比0.9%増の1,980.00億円、営業利益が同1.8%増の66.00億円、経常利益が同3.5%増の63.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の45.00億円とする期初計画を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 エレマテック---3Qは売上高が1400.14億円、欧米の販売が増加