■株主還元

RIZAPグループ<2928>は株主還元を重要な経営課題の1つとして位置付け、配当による利益還元を基本としながらも、株主優待制度も併設して、個人株主を中心に還元強化を図っている。その姿勢や方針にぶれはない。配当額については、同社は2017年3月期から、配当の目安を連結配当性向20%と改定した。

2019年3月期については、2018年11月14日付リリースで発表されたとおり、業績予想の修正と構造改革に取り組むことを踏まえて無配とすることが発表されている。

株主優待制度については今期も維持されている。今期は15周年記念優待ということで特別株主優待による追加ポイントの付与が行われたほか、使い勝手向上のための恒久的措置として、株主優待ポイントの積立制度が新たに導入された。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPーG Research Memo(7):業績修正と構造改革実施を踏まえ、2019年3月期は無配を発表