Orchestra Holdings<6533>は30日、同社子会社のSharing Innovationsが同日開催の取締役会において、クラフトリッジの株式を取得し、子会社化することについて決議。株式譲渡契約を締結したことを発表。

Sharing Innovations は2017年に労働生産性の改善や少子高齢化、働き方改革等、社会的な課題を解決するため、システム開発、クラウドインテグレーションを中心としたソリューション事業を開始した。

今後、IT市場は拡大を続けIT人材不足が深刻化していくことが推測される。今回同社が子会社化するクラフトリッジは、ITエンジニアを中心とする開発チームを有し、大手企業等からの多様なシステム開発案件の受注実績を持つ。子会社化により、同社はソリューション事業での開発体制のさらなる強化、拡大を続けるIT市場における需要を積極的に取り組むとしている。

同社は今後、デジタルマーケティング事業やライフテクノロジー事業で保有する専門性を連携させ、マーケティングオートメーションなどの成長分野への展開、ディープラーニングモデルを活かしたツール開発等、中長期の柱となる事業の創出を加速させ、企業価値の継続的な向上を目指していくとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 Orchestra Holdings---子会社によりクラフトリッジの株式を取得