アイエックス・ナレッジ<9753>は30日、2019年3月期第3四半期(18年4月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比7.4%増の131.64億円、営業利益が同60.8%増の7.36億円、経常利益が同54.8%増の7.73億円、四半期純利益が同56.8%増の5.26億円となった。

同社は、「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」の三つの柱を掲げ、取り組んでいる。中核事業の拡大では、第三者検証サービスの拡販や自動車産業における車載組込システム開発分野の拡大などに向け、経営資源の集中を継続的に進めている。また、次期成長事業の創出に向けて、ブロックチェーン技術を産業分野に適用するための顧客との共同研究などに取り組んでいる。さらに、中核事業及び次期成長事業の成長を支える事業基盤の強化を目的として、東京証券取引所JASDAQ市場から本則市場へ上場市場を変更することを目指している。

当期間での動向を品目別に見ると、コンサルティング及びシステム・インテグレーション・サービスでは、大手通信事業者向けのシステム検証案件や大手飲料事業者向けシステム再構築案件、大手重工業メーカー向け開発案件などが順調に推移し、前年同期と比べて売上高が増加した。システムマネージメントサービスは、既存業務を堅守し、売上高はほぼ横ばいとなった。

2019年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.3%増の172.11億円、営業利益が同7.7%増の7.00億円、経常利益が同6.7%増の7.39億円、当期純利益が同4.6%増の4.86億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アイエックス・ナレッジ---3Q増収2ケタ増益、コンサルティング及びシステム・インテグレーション・サービス好調