日本動物高度医療センター<6039>は29日、スマートフォンのアプリと連動してペット(犬・猫)向けIoT健康管理ツール「プラスサイクル」を2月1日より発売すると発表した。

同社は、かかりつけ動物病院からの犬猫の紹介症例のみを専門に扱う二次診療施設。同施設で診療を行う動物の中では、飼い主が異常に気付いた時にはすでに症状が進行し重症化している症例が多いとのこと。動物は言葉が話せないため、重症化する前に日常生活の様子を把握し、異常を早期に発見する必要があると認識し、本製品の開発に至ったとしている。

同アプリには、活動量計のデータ蓄積に加え、活動量やジャンプ量の低下を知らせる機能が付随しており、獣医師専用webサイト「Dr.SITE」で活動量データを獣医師とシェアすることができる。また、同ツールに内蔵されている気圧センサーによりジャンプ回数を計測する機能は、現在、国際特許出願中である。

同社は今後、サプリメントや動物用医薬品、保険会社等とのコラボレーションを進めるとともに、将来的にはビッグデータを利用した生活習慣改善の提案や未病の検知といったプラスサイクルをプラットフォームとした予防獣医療の実現に取り組んでいく方針だ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本動物高度医療センター---ペット向けIoT健康管理ツール「プラスサイクル」を発表