c) カンボジア事業の強み 1) 現地政府などとのネットワーク 同社のカンボジアでの事業は、2012年頃にまで遡る。次世代事業の育成及びCSR活動の一環として、現地政府及び国際協力機構(JICA)などと連携し、自動車関連制度の整備(車検制度への協力や整備士の育成など)に取り組んできたが、その流れのなかで車両販売・リース、マイクロファイナンス、人材送出し事業へと参入するに至った。したがって、現地政府などとのネットワークを含め、自動車等の販売・リース事業を展開するための基盤を有しているところが大きなアドバンテージとなっている。また、マイクロファイナンス事業についても、これまでのカンボジアにおける実績が有利に働いている上、グラミン銀行系金融機関との連携(ノウハウや幅広い海外ネットワークの活用)によって、さらにネットワークが拡充する効果が期待できる。