a) マーケティングオートメーション市場への積極投資 同社は国内におけるMAツール開発の先駆者として、今後も技術開発力を強みとして、競合他社との差別化を図っていく方針。機能面では、外資系競合大手と比較して遜色ない水準となっているだけでなく、日系企業特有のニーズに合わせた機能・サービスの提供により、差別化を図っている。
b) イベントマーケティングへの投資 前述したように、イベントマーケティングの拡大のための新たな製品投資を進めており、中期的に事業拡大していく方針となっている。既存の開発リソースの一部をイベントマーケティングのシステム開発に振り向ける予定である。ただし会社全体での開発費は2018年10月期とほぼ同水準となる見通しだ。
c) パートナー戦略の推進(販売・導入・連携) 同社ではMAサービスの成長に向けた販売戦略として、2017年6月より新パートナープログラム制度を導入、販売提携の内容別に、販売パートナーである「リセールパートナー」「リファラルパートナー」、導入支援パートナーである「導入コンサルティングパートナー」、製品連携をする「コネクトパートナー」などに区分し、ネットワークの拡充を進めている。販売パートナーの増加と初動の顧客獲得については実現しており、今後は受注拡大と導入コンサルティングパートナー並びにスペシャリストの拡充を進めていく方針となっている。