東京センチュリー<8439>は7日、東南アジア地域で配車サービス事業等を展開しているGrab Holdings Inc.(以下、グラブ)への追加出資を実行。
グラブは、東南アジア8か国で、モバイルアプリケーションを活用した配車サービス事業を展開している同地域の業界最大手。電子決済、フード、デリバリー、ショッピングなどを提供するプラットフォームを運営しており、東京センチュリーとは自動車リース・レンタル事業の協業に関する戦略的パートナーシップ協定を締結している。今般、グラブとの協業事業が順調に拡大していることを受け、追加出資を行った。

加えて、シンガポールで自動車レンタル事業を展開するGrab Rentals Pte. Ltd.(以下、グラブレンタル)に対する出資金の払込みが完了したことを発表。同社からグラブグループへの累計出資額は1億7500万ドルとなった。この出資でグラブレンタルは、柔軟な期間設定のレンタルをはじめ、次世代電気自動車など幅広い商品の提供、ひいては車両の安全性・信頼性の向上に向けたデータや車両管理ソリューションに活用していく考え。

東京センチュリーは引き続き、海外オートビジネスの拡大や、配車サービス・シェアリングビジネスに関する新たな事業やファイナンスへ取り組む考え。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京センチュリー---東南アジア地域での配車サービス最大手グラブに追加出資、自動車レンタル事業にも出資実行