<3370> フジタコーポ 1011 +150
ストップ高比例配分。10月1日に第三者割当で発行した第1回新株予約権のうち、6万個が11月27日に権利行使されたと発表。発行総数12万8600個に対する割合は46.66%で、交付株数は6万株。同新株予約権は今月に入ってから22日に1万個、26日に2万個が行使されており、未行使は2万8600個となった。大量行使に伴い、将来の株式価値の希薄化懸念が徐々に後退していると見た向きが買いを入れたようだ。



<3498> 霞ヶ関キャピタル 6400 -
公開価格の約1.93倍となる6240円で初値を付けた。設立は11年9月。事業内容は太陽光発電施設の開発・販売や売電事業、不動産コンサルティング事業、ショッピングセンターの運営事業。19年8月期の営業利益予想は前期比73.1%増の6.40億円。太陽光発電施設の開発・販売や売電収入などを柱とする自然エネルギー事業が伸長する見通し。不動産コンサルティング事業やショッピングセンター事業も堅調予想。



<2334> イオレ 1879 +162
急伸。「海と日本プロジェクト」での新規プロジェクト立ち上げを受け、同社のグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」を使って「海洋ごみ」に関するアンケート調査を実施したと発表している。それによると、「海洋ごみ」問題の認知度は9割以上で、7割が自らの団体で問題に取り組みたいとの回答があった。同社のサービスがごみ対策などの調査で今後も利用されるとの期待から、買いが集まった。



<9685> KYCOM 635 -29
急落。信用取引に関する規制措置が嫌気され、売りが出ている。東証が28日から信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表した。日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率について、50%(うち現金20%以上)とする増担保金徴収措置を実施している。



<3727> アプリックス 198 +5
大幅に3日ぶり反発。子会社のBEAMOが、アプリックスの正規販売代理店としてスマート打刻サービス「DAKOQ」の取り扱いを開始したと発表している。DAKOQは、スマートフォンを使って出勤時刻や退勤時刻をクラウドに記録できるサービス。BEAMOは光通信<9435>との合弁会社。取り扱い開始を受けてスマート打刻サービスの販売が本格化するとの見方から、買い人気を集めた。



<6172> メタップス 2175 +30
大幅に4日続伸。グループの中華圏事業・子会社の完全親会社として、Metaps Entertainment Limited を設立し、持株会社体制によるグループ経営体制へと移行すると発表。設立は12月の予定で、本社所在地は中国・上海。中華圏で強固な事業基盤の構築と柔軟な経営体制の確立を図る。傘下には中華圏事業本部のほか、中国、香港、シンガポールのマーケティング会社や台湾の広告代理店が所属する。



<6628> オンキヨー 75 +2
大幅に続伸。事業所等として使用している大阪府寝屋川市の土地建物を譲渡すると発表。経営資源の有効活用と財務体質の改善及び強化を図る。帳簿価額及び譲渡価格は譲渡先の意向により非公表。土地面積は4043.19平方メートル、建物の延床面積は1階が1489.00平方メートル、2階が1,257.64平方メートル。固定資産の売却を受けて19年3月期の業績予想が上方修正されるとの期待から投資資金が流入した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:イオレは急伸、フジタコーポがストップ高