アトラエ<6194>は8日、2018年9月期決算を発表した。売上高が前期比26.0%増の23.06億円、営業利益が同23.4%増の6.91億円、経常利益が同18.7%増の6.59億円、当期純利益が同17.4%増の4.64億円となった。

同社の成功報酬型求人メディア「Green」については、前年度に引き続き、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上をはじめ、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、求人企業管理画面の改善等、様々な取り組みを実施している。当年度の入社人数は2,373人(前年同期比21.9%増)と増加した。

「wevox」は、17年5月の正式リリース以降着実に導入企業を増やし、11月8日現在の導入企業は500社を超えており、幅広い業種・業界の企業にサービスの提供を行っている。組織の状態をスコアリングして可視化し、改善策を推奨することで、利用企業の組織改善を支援している。

「yenta」については、当年度において、引き続き法人向けのマネタイズプランの開発及びユーザー数向上のためのマーケティングに注力し、それに伴い今後収益に貢献していくことが可能としている。

「Green」による売上高が前年同期比22.5%増の22.29億円、新規事業による売上高が同618.6%増の0.76億円となっている。

2019年9月通期の業績予想は、売上高が前期比30.1%増の30.00億円、営業利益が同1.3%増の7.00億円、経常利益が同4.6%増の6.90億円、当期純利益が同2.7%増の4.76億円を見込んでいる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アトラエ---18年9月期は2ケタ増収増益で着地見通し、「Green」及び新規事業ともに順調に推移