ムサシ<7521>は30日、2019年3月期連結業績予想および個別業績予想の下方修正を発表した。

連結業績予想の第2四半期累計(2018年4月−9月)の売上高は、前回発表予想比8%減の176.11億円、営業損失は0.7億円、経常損失は0.3億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は0.04億円に修正。

通期の業績予想では、売上高は前回発表予想比4.8%減の374.23億円、営業利益は同49.7%減の3.88億円、経常利益は同45.2%減の4.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同39.4%減の2.91億円に修正した。

上半期では印刷機材の販売が前年に引き続き落ち込んだことや、メディアコンバート事業の受注が予想どおりに進まなかったことなどが影響した。

ただ、前年対比では、上半期の売上高は2017年9月に子会社化したMBS社の売上高(昨年同期は1ヶ月の連結算入で今期は6ヶ月間となる)が上乗せとなり増収となる。利益面では前年同期と同じく若干の損失計上となったが、前年比で損失幅は縮小する見通しだ。
また、下半期については全体的に回復基調を見込んでいるが、上半期の落ち込み分をカバーするまでには至らないため、通期業績も修正した。
なお、下半期の業績予想には、来春の元号改正に伴う選挙業務システムの改修需要や、国民投票が実施された場合の需要(国政選挙需要と同等規模)は織り込まれていない。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ムサシ---業績予想の修正を発表