電通<4324>は、セプテーニ・ホールディングス<4293>の普通株式のTOBによる取得を決定した。電通はセプテーニHD株式の20.99%の取得を目指す。本件はセプテーニHDの持分法適用関連会社化を企図する一方、セプテーニHDの上場は維持される方針。

電通は、広告主やメディア・コンテンツ企業などの顧客が抱える経営課題・事業課題をコミュニケーション領域から解決するためのソリューションを幅広く提供している。

セプテーニHDは、インターネット広告代理業を中心としたネットマーケティング事業、主にマンガ家の育成・輩出、マンガ配信サービスの運営を手がけるメディアコンテンツ事業を主軸とする。スマートフォン領域・ソーシャルメディア領域で競争力を築いている。

本件により、電通及びセプテーニHDは、電通グループが得意とする統合プランニングと、セプテーニHDの持つデジタル広告領域におけるノウハウ・実績を掛け合わせることで、将来的な事業機会の獲得を図る。

【ニュース提供・日本M&Aセンター<2127>】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 電通<4324>、セプテーニHD<4293>株式をTOBにより取得