RIZAPグループ<2928>は29日、子会社のRIZAPが今月福岡にて開催された「第56回日本糖尿病学会九州地方会」に参加し、研究成果を発表したことを伝えている。低糖質食は肥満症治療の切り札になるかをテーマに朝日生命成人病研究所付属医院との共同研究結果をランチョンセミナーにて発表した。

肥満症の増加が深刻な問題となっている近年、低糖質食は近年注目されている食事療法の一つとされている。日本糖尿病学会では、糖質量の緩和が制限つきで容認され、適正な炭水化物の量については議論がされているものの、根拠となる低糖質食に関する前向きな研究結果がまだ少ない状況である。

こうした背景から、同社は朝日生命成人病研究所付属医院と共同で、厳密な管理のもと2ヶ月低糖質食を提供し、原料とその効果、安全性の検証を行い、栄養士管理による短期間低糖質食は高い遵守率とともに減量と肥満症改善を実現するとの結果を得たという。

今回の研究結果を同社が推進するボディメイクプログラムに反映させる。引き続き、同社は大学・研究機関との共同研究、医療機関や自治体との連携を行っていくとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPグループ---日本糖尿病学会にて初の研究発表。短期間低糖質食の安全性・有効性に成果