フランスのフォルシアの子会社エナップ シス エスエーエスは、クラリオン<6796>の普通株式のTOBによる取得を決定した。

エナップ シス エスエーエスはクラリオンを完全子会社化することを企図し、クラリオン株式は上場廃止となる予定。

クラリオン株式の63.80%を保有する日立製作所<6501>は、保有全株式について応募する契約を締結した。

クラリオンは、車載情報機器、車載音響機器、システム製品のメーカー。これまでに培った技術を統合し、車両情報システムソリューションプロバイダーへと変革を図っている。

フォルシアグループは、売上において世界トップクラスの自動車部品サプライヤー。最近、次世代車載情報通信システム市場に参入した。

本件により、フォルシアグループは、クラリオンの技術及び研究開発への投資を積極的に行い、競争優位を維持・発展させるとともに、地理的優位性やその他の事業領域との協業によるシナジー実現を目指す。

【ニュース提供・日本M&Aセンター<2127>】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 フランスのフォルシアグループ、クラリオン<6796>をTOB