東京センチュリー<8439>は1日、持分法適用関連会社の米GA Telesis, LLC(以下、GAT)に対する追加出資を発表。東京センチュリーの持分は、20%から49.2%となり、GATの筆頭株主となる。また、全日空商事がGAT社に対し10%を新規取得することについても、既存株主、GAT、全日空商事と合意した。
東京センチュリーは、航空機ビジネスの総合サービスプロバイダーとしての地位をより一層強固なものにするため、中古航空機の解体やエンジン部品等の補修販売、エンジンリース、アセットマネジメント等、さまざまな業務を手掛けるGATへの経営関与を高めるとともに、世界トップクラスの航空機関連ビジネスを手掛ける全日空商事を戦略的パートナーに迎えることにより、グループ全体のシナジーを最大化し、航空機事業マーケットにおける更なるプレゼンスの向上を目指す考え。

加えて同社は、GATと全日空商事の三社にてエンジンリースに関する新たな合弁会社を設立することについても合意し、2018年11月に設立する予定。航空機市場の成長とともに、エンジンリース市場も一層の伸長が期待されるとしており、この新たなプラットフォームにより航空関連事業とファイナンスのノウハウの融合を図る。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京センチュリー---商業航空機のパーツファイナンスを手掛ける米GA Telesisへ追加出資