<3131> シンデンハイテ 1724 +139
大幅反発。11万株(1.87億円)を上限に自社株を取得すると発表。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は5.26%。取得期間は2日から19年1月31日まで。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を図ると共に株主還元を強化する。8月20日に年初来安値(1483円)を付けてから、株価が戻り歩調にあることも買い安心感につながっているようだ。

<3237> イントランス 160 +10
大幅続伸。19年3月期の営業利益を従来予想の2.80億円から3.90億円(前期実績0.07億円)に上方修正。9月13日公表済みの販売用不動産の売却価格が想定を上回ったため。同社は今後も保有不動産の売却に努める一方、来期以降の中長期的な事業規模拡大に向けた開発用不動産の仕入強化や安定収益の拡大を目的とした収益不動産の取得を推進するとしている。

<2776> 新都HD 199 +9
大幅反発。中国決済サービス大手の加盟店契約会社であるラカラジャパンの代理店として、QR決済サービスの国内導入開拓や訪日中国人向けインバウンドプロモーションサービスの斡旋紹介業務を国内企業向けに進める新たな事業を開始すると発表。営業活動の成果に応じた報酬は、ラカラジャパンから定率で支払われる。ラカラジャパンは「Alipay(支付宝)」などのQR決済サービスを日本国内で提供。

<4583> カイオム 351 +80
ストップ高。小野薬品工業<4528>と新規抗体作製及び抗原・タンパク質調製等に関わる追加の業務委受託契約を締結したと発表。5月15日公表済みの委受託契約を発展させ、研究リソースを社内に確保し、小野薬品の創薬支援を行うことが目的。今回の契約締結により、より安定的かつ迅速に小野薬品の研究部門に対する創薬支援業務の遂行が可能になるという。

<3906> ALBERT 13750 +2280
急伸で上場来高値更新。東京海上HD<8766>傘下の東京海上日動火災保険と資本業務提携契約の締結を発表。損保領域でのデータ分析やアルゴリズム開発、システム実装に加え、人工知能を活用した業務効率化などの実施を目指す。東京海上日動は、ウィズ・アジア・エボリューションファンド投資事業有限責任組合からALBERT株4万6800株(発行済み株式総数の1.66%)を譲り受ける。譲渡価額は約5億円。

<7564> ワークマン 7530 +200
大幅続伸で年初来高値を連日で更新。9月の既存店売上高が前年同月比28.1%増になったと発表。12カ月連続のプラス。客数は21.8%増、客単価は5.1%増。全国的に気温の変動が大きく、また台風などで降雨量が多かったことから、防寒商品やレインウエア、長靴などの雨関連商品が好調だった。全店ベースでの累計売上高は前年同期比13.3%となった。19年3月期の通期予想は4.5%増。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:カイオムがストップ高、ALBERTは上場来高値更新