コマース事業では、卸販売は、国内において雑貨量販店向けを中心にモバイルアクセサリーの出荷が伸び悩んだが、昨年秋に米国の大手雑貨量販店との取引を獲得した米国連結子会社の売上高が大幅に伸長するなど、国内の落ち込みを海外がカバーする構図となり、海外展開の成果が顕在化した。一方、小売は、「iFace」ブランドの訴求力向上を目的として投入した「iFace液晶保護ガラス」や「iFace Finger Ring Holder」など横展開を進めたことが奏功し、「iFace」シリーズの売上が堅調に推移した。この結果、コマース事業の売上高は18.11億円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益(営業利益)は3.51億円(同4.8%増)となった。