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ストップ高。関西国際空港が閉鎖に追い込まれるなど台風21号が全国的な被害を与えたことから、思惑的な買いが入っている。関西地方を中心に大規模な停電が発生しており、数多くの電柱が破損したと報じられている。このため、電気架線金物の製造販売等を手掛けるイワブチに対して復旧需要に絡んだ受注が増加し、業績(19年3月期の営業利益予想は前期比13.0%減の2.52億円)を押し上げるとの見方が広がっている。
<3547> 串カツ田中 3080 +162
大幅反発。8月の既存店売上高が前年同月比9.7%増だったと発表。プラスは2カ月連続で、伸び率は7月(1.9%増)から加速した。客数は12.1%増、客単価は2.1%減だった。全店ベースの売上高は46.4%増、客数は47.1%増、客単価は0.4%減。8月の猛暑で消費者が外出を避け、一部飲食店の業績が伸び悩む中、既存店、全店ともに順調な伸びを示したことから買い安心感が生まれているようだ。
<6027> 弁護士コム 3725 +185
株式分割考慮後の上場来高値。クラウト契約サービス「クラウドサイン」における累計契約締結件数(契約や受発注、検収納品等に関する合意を締結した件数)が、9月に35万件を突破したと発表。クラウドサインの累計契約締結件数は17年8月に10万件を超えており、およそ1年間で約3.5倍に達したことになる。リーガルテックサービスの順調な拡大が好感され、買い人気を集めている。
<9264> ポエック 5030 -40
買い先行もマイナス転換。原子力発電所への導入を目指すスプリンクラー消火装置「ナイアス」に関し、詳細調査検討委託業務を新規受注したと発表。受注先は東京電力HD<9501>、受注内容は圧力水槽を用いた加圧送水装置の詳細調査検討委託。受注金額は非開示。今回の受注は19年8月期の連結売上高に計上する見込み。ナイアスは原発に加えて火力発電所での需要も期待できるとして、海外市場展開も視野に入れる。
<6267> ゼネパッカー 2205 +105
大幅に3日ぶり反発。18年7月期の営業利益を従来予想の2.40億円から3.72億円(前期実績2.93億円)に上方修正。国内及び海外での受注活動の展開により包装機械事業が好調に推移し、当初計画を上回る見込みとなった。また、包装機械事業における新規開発機種の利益率改善が順調に進んだことも利益拡大に寄与した。業績修正を受けて前期比減益から増益に転換したことが好感され、買いを集めている。
<6182> ロゼッタ 1883 +80
大幅続伸。日本取引所グループ<8697>と共同で、人工知能(AI)によるIR情報の自動翻訳の精度向上を目的とした実証実験を開始することで合意したと発表している。過去に公表された適時開示資料等を大量に自動翻訳にかけ、誤訳のパターンを洗い出し、実用化の可能性を検証する。高精度の自動翻訳ができれば、海外投資家による利用や海外向けの情報発信が活発になる可能性がある。
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