同社は2018年8月10日に、XuanZhu Pharmaとの間で進めていた共同研究を発展的に解消することを発表した。同時に、本共同研究のイオンチャネルのターゲットが「ナトリウムチャネルNav1.7遮断薬」であったことも公表した。本共同研究の終了に伴い、今後はそれぞれに帰属されたNav1.7遮断薬の研究成果について、両社がそれぞれ全世界の権利を取得することになる。さらに、同社とXuanZhu Pharmaは共同で、今年9月にボストンで開催される世界最大の国際疼痛学会(第17回 World Congress on Pain)にて共同研究の成果を発表する予定であり、こちらも一定の成果が得られた模様だ。Nav1.7遮断薬の今後の進展が期待される。