夢展望<3185>(RIZAPグループ<2928>)は30日、住友商事の子会社で女性向けアパレル事業を運営している住商ブランドマネジメントの子会社を発表した。取得価格は概算で5.05億円、10月下旬に株式の譲渡を予定している。

住商ブランドマネジメントは、ナラカミーチェという女性向けのシャツ・ブラウスのブランドを運営し、全国に77店舗、約3万人の会員データを有効活用したECの強化にも取り組んでいる。

今回の子会社化に伴い、夢展望ではビジネス領域の拡大や効率化、ECの成長を見込んでいる。具体的には、夢展望とナラカミーチェでは対象顧客層や価格が異なるため、顧客層の拡大、将来的な相互の顧客への提案を通じた販売機会の拡大バリューチェーンの共通化及びノウハウ共有等を通じたコスト低減、夢展望が有するECのノウハウをナラカミーチェに共有し、現状15%のEC比率の向上を見込んでいる。

なお、業績への影響は現在精査中としている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 夢展望---住商ブランドマネジメントの子会社化を発表、ビジネス領域の拡大等の拡大を狙う