アトラエ<6194>は10日、2018年9月期第3四半期(2017年10月-2018年6月)決算を発表した。売上高が前年同期比22.9%増の16.55億円、営業利益が同17.2%増の5.31億円、経常利益が同11.0%増の5.00億円、四半期純利益が同10.9%増の3.45億円となった。

成功報酬型求人メディア「Green」は、前年度に引き続き、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上を図った。登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、求人企業管理画面の改善等、様々な取り組みを実施している。第3四半期累計期間の新規登録求人企業は505社(前年同期比2.2%増)、入社人数は1,754人(前年同期比22.2%増)となった。新事業として、組織改善プラットフォーム「wevox」、完全審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta」の立ち上げに注力している。「wevox」は、幅広い業種・業界の企業にサービスの提供を行っており、第3四半期末の導入企業は400社を超えている。「yenta」については、引き続き法人向けのマネタイズプランの開発及びユーザー数向上のためのマーケティングへの注力を行なっている。

2018年9月通期の業績予想は、売上高が前期比22.9%増の22.49億円、営業利益が同18.9%増の6.65億円、経常利益が同17.9%増の6.55億円、当期純利益が同14.7%増の4.53億円とする期初計画を据え置いている。



<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 アトラエ---3Qは2ケタの増収増益、「Green」が引き続き順調に推移