シノケングループ<8909>は8日、2018年12月期第2四半期(18年1月−6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.5%増の585.40億円、営業利益が同5.9%増の68.13億円、経常利益が同3.1%増の62.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.5%増の42.07億円となった。

不動産販売事業について、アパート販売は前年同期を上回る販売(引渡し)実績を達成し、第2四半期累計期間において過去最高の販売実績となった。マンション販売では、首都圏において投資用に特化したデザイナーズ仕様の区分販売が計画通りに推移した。売上高は前年同期比16.4%増の425.69億円、利益面は、マンション販売において前期には異例な土地のみの分譲取引を行ったが当期にはそれを見込んでいないこと、及びグループ内取引の見直しを行い、前期まで計上していたグループ内からの手数料収入を当期から無くしたこと等から、セグメント利益は同6.5%減の52.33億円となった。

不動産管理関連事業について、当第2四半期末における賃貸管理戸数は30,128戸、分譲マンション管理戸数は5,959戸となり、賃貸管理、分譲マンション管理ともに順調に増加した。売上高は前年同期比26.8%増の63.56億円、利益面はグループ内取引の見直しを行い、前期まで計上していたグループ内の手数料支出を当期から無くしたこと等によりセグメント利益は同64.1%増の12.73億円となった。

ゼネコン事業について、法人・個人・官公庁の既存顧客に加え、新規顧客開拓の強化が奏功し、新規受注を獲得し、受注済みの請負工事の進捗も順調に推移した。売上高は同20.3%増の78.60億円、セグメント利益は同5.9%増の7.60億円となった。

エネルギー事業について、LPガスの小売販売では、当第2四半期末において供給世帯数が29,854世帯、電力の小売販売では、契約が13,246件となり順調に増加した。売上高は同57.7%増の9.73億円、セグメント利益は同105.7%増の2.62億円となった。

介護事業の売上高は同19.1%増の6.98億円、セグメント利益は同250.0%増の0.86億円となった。

2018年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比13.3%増の1,200.00億円、営業利益が同4.5%増の135.00億円、経常利益が同8.2%増の132.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.4%増の92.00億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 シノケングループ---2Q各セグメントが2ケタ増収と引き続き順調