エスプール<2471>は1日、子会社のエスプールロジスティクスとグラウクスが通販企業の余剰在庫の有効活用サービスを共同で開始すると発表。
グラウクスは社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI.jp」を運営している。

食品ロスが世界的に深刻な社会問題となっており、日本国内でも国内の米の収穫量に匹敵する約620万トンの食品が1年で廃棄されており、廃棄ロスの削減が急務となっている。またEC通販業界でも、食品や化粧品など数多くの商品が出荷に至らず廃棄されており、余剰在庫の圧縮が重要な課題となっている。こういった背景から今回のサービス提供に至った。

「KURADASHI.jp」は食品ロスの削減を目的とし、販売終了商品や賞味期限が間近な商品を特別価格で提供し、かつ購入代金の一部が社会貢献団体へ寄付される仕組みとなっている。一方、エスプールロジスティクスは、現在約200社の通販企業の商品発送を手掛けている。

本提携により、エスプールロジスティクスの顧客企業においては、少量在庫からの出品だけでなく、同社物流センターからの直接発送が可能となる。また、顧客は「KURADASHI.jp」を利用することで、余剰在庫の有効活用および廃棄ロス発生の抑制を促し社会貢献活動につなげることができるという。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 エスプール---「KURADASHI.jp」を活用し余剰在庫を有効利用するサービスをEC通販企業向けに開始