エノモト<6928>は27日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.2%減の48.88億円、営業利益が同30.7%減の2.69億円、経常利益が同26.5%減の2.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同31.2%減の1.79億円となった。

IC・トランジスタ用リードフレームの売上高は前年同期比7.7%減の18.43億円となった。自動車向け部品の需要は堅調な推移を見せているが、海外における一部民生機器向け部品の受注減の影響を受けた。

オプト用リードフレームの売上高は前年同期比6.5%増の7.80億円となった。自動車向け部品や、大型ディスプレイ及びアドバタイズメント等の設備向け需要が増加した。

コネクタ用部品の売上高は前年同期比12.1%減の20.41億円となった。自動車向け部品は堅調に推移しているが、スマートフォン向け部品は北米メーカー向けの出荷が予測より後倒しとなった影響を受けた。

2019年3月期通期については、売上高が前期比2.7%減の215.00億円、営業利益が同1.5%増の17.00億円、経常利益が同6.1%増の17.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.3%増の13.00億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 エノモト---1Qは売上高が48.88億円、オプト用リードフレームの設備向け需要が増加