日産自<7201>は小幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は1091億円で前年同期比28.8%減益、通期予想に対する進捗率は20%にとどまり、やや想定を下回ったとみられる。米国のインセンティブ抑制効果がプラス寄与したものの、販売減少や原材料費の上昇が響いた。米国の通商リスクなどは依然として不透明要因となるが、業績悪化リスクは十分に織り込まれており、今回の決算は一段の売り材料とは捉えられていないようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日産自---小幅反落、第1四半期決算は一段の売り材料につながらず