ユニリタ<3800>は25日、銀座農園(本社:東京都中央区)と共同で自律型農業ロボットの実用化開発に着手したと発表した。

高齢農家が多い果樹産業を支援するために、AIによる果樹農業データプラットフォームを構築し、リモートセンシングによる自律型ドローン&クローラー型農業ロボット及びマニピュレータ系農業ロボットの実用化開発をする。農業ロボットの領域において、農場内の生育状況の可視化およびデータ化、農業用車両の自律化制御システム・農業用ロボットの実用化の開発を目指している。

今回の共同開発は、「福島イノベーション・コースト構想」の一環として、福島県南相馬市においてロボットを活用した地域復興実用化開発等促進事業に参画するもので、全国有数のフルーツ王国でもある福島県の果樹農家が抱える作業負荷を軽減しつつ、高品質な果実の生産規模拡大に貢献するものである。この成果をもとに、日本各地の果樹農家への導入と農業向けソリューションとしての製品化を目指し、果樹農家の人材支援も視野に、新規就農者に対しても同ソリューションを提供していく予定とのこと。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ユニリタ---銀座農園と共同で自律型農業ロボットの実用化開発に着手