フォーバル<8275>は24日、同社の戦略子会社であるネットリソースマネジメント(本社:東京都千代田区)が早稲田大学人間総合研究センターとの間で、オフィスワーカーに適した学習内容の提示を行うシステムについての共同研究を目的とした契約を6月1日に締結したことを発表。フォーバルが保有するカルテデータを用いて、オフィスワーカーの業務活動を分析し、最適な学習内容の提示を行うシステムの研究を行う。

ネットリソースマネジメントは、中小企業のオフィス向けに、オフィスのIP環境を把握し管理するカルテサービスを提供している。PCなどのセキュリティ対策、IT機器の使用実態、ソフトウェアの利用状況、個人情報の保有有無などを統計的に分析できるのが特長。フォーバルは、このカルテデータを基に、コンサルタントによるIT機器の利活用を支援している。

本研究においては、同社と早稲田大学が共同で、カルテデータのクレンジング及びモデリング、モデリングされたカルテデータの評価、新たな教育システムの評価・検討を行っていく。
同社では、中小企業の働き方改革のサポートにつなげていきたい考えだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 フォーバル---早稲田大と共同研究開始、オフィスワーカー向け教育システムで連携