ソルクシーズ<4284>の子会社イー・アイ・ソルは、「すべては計測から」をキーワードに、トータルIIoT(Industry Internet Of Things/工業向けIoT)システムを構築し、工作機械などの予知保全を可能にするシステムを提供している。

同社は、18日に計測機器メーカーである日本ナショナルインスツルメンツ(以下NI)のエッジコンピューティング2を実現するためのデバイスCompactRIO等と同社の組込ソリューションを組み合わせた、「IoT/予知保全システム」の提供を開始したと発表した。上位管理ソフトは、世界的な自動車部品、電動工具メーカーであるロバート・ボッシュの日本法人ボッシュのデータ監視・チケッティングソフトウェア「Production Performance Manager(PPM)」、サーバーはヒューレッド・パッカード社(以下HP)を採用している。

エッジコンピューティングとは、計測データに基づいた判断を迅速に行うため、センサーに近い場所(エッジ)で収集したデータを処理・解析する方式である。

イー・アイ・ソルは、これまでのIoTおよび計測システム構築の経験とノウハウを生かし、ボッシュ、NI、HPの各ソリューションを組み合わせたIoTトータルソリューション「IoT/予知保全システム」の提供を、今後全世界の生産設備向けに導入を見込んでいる。




<NB>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ソルクシーズ---子会社イー・アイ・ソルがIOTトータルソリューション「IOT/予知保全システム」を構築