エリアリンク<8914>は2日、りそな銀行と共同で合同会社ハローストレージプレミアムの設立を発表した。

ハローストレージプレミアムはりそな銀行にとって初めてのアセットマネジメント担当案件となった。18年3月に設立したハローストレージファンド1号と同様に、ストレージ(レンタル収納スペース)のみを投資対象とした私募ファンドで運用期間は5年(予定)、運用規模は20億円程度。対象物件は、ハローストレージ杉並荻窪プレミアム、ハローストレージ狛江元和泉プレミアム、ハローストレージ荒川町屋プレミアムの3物件で合計435室。

同社が開発、販売、運用を行うアセット屋内型ストレージ(土地付きストレージ)を投資対象とし、レンダー・信託業務・アセットマネジメント業務をりそな銀行、アレンジャー業務をデベロップ(本社:千葉県市川市)が行う。

同社は 2018 年 12 月期において、屋外コンテナタイプからアセット屋内型ストレージ(土地付きストレージ)への本格移行を打ち出しており、当期は50 物件、2019年12月期は80物件を出店する計画。

売却方法は自社販売のほか、銀行や税務・会計事務所を通じたネットワークの強化と出口戦略としてファンド、REIT 化にも取り組む。同社の2018年12月期下期以降のファンド組成は順調に進んでいるようだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 エリアリンク---トランクルームに特化した私募ファンドを設立。りそな銀行は初めてのAM案件