中期経営計画2018を包含する中長期事業戦略 3. 中長期事業戦略と事業規模イメージ 同社の「中長期事業戦略」は、企業理念「Next Value For The Customer~お客さまに求められる次の価値をつくる~」と、企業理念をより具体的な行動に移していくためのCSV※ビジョン「Next GOOD『よい暮らし』『よい社会』の次のこたえを。」を反映している。また、「中長期事業戦略」自体が、同社が商品・サービスの提供を通じて社会課題を解決するため、より多くの「Next GOOD」を顧客や社会とともに創出していくためのガイドになっていると思われる。そして、事業ドメインである都市生活環境と前述した7つの事業環境認識が、中期事業戦略のターゲットとなり、各事業をフローとストックとサービスに分けた戦略展開が成される。これに従い、近い将来の事業規模を、レジデンシャル事業で700億円、ソリューション事業で700億円、工事事業と海外事業を合わせて150億円、合計売上高1,550億円と同社ではイメージしている。
※CSV(Creating Shared Value):企業の強みを生かして社会問題を解決することで、持続的な成長を図る差別化戦略。CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)の発展形と言われる。