日本アジア投資<8518>は30日、瀋陽中元宜和生物科技有限公司(本社:中国瀋陽市、以下 瀋陽中元)に対して新規投資を実行したと発表。

瀋陽中元は、不妊治療医療機関向け人工授精用医療機器の「1.卵細胞収集器、2.胚移植導管、3.人工授精管」を開発・生産している企業。2018年4月に当該製品群全てについて、国家食品医薬監督管理局(CFDA)より中国国内における生産・販売承認を取得している。
現在、中国国内における各種人工授精用医療機器市場は海外製品占有率が高いが、同じ性能で品質に差がない場合、国内製品を使用する政策を推進している。また、不妊率が上昇傾向にある中国では、今後、関連医療機器へのニーズ、市場規模も年々拡大することが予測される。

瀋陽中元は、主要顧客として遼寧省トップクラスの不妊治療クリニックを確保している。また、海外製品を扱う代理店との間でも同社製品の取り扱いに関する協議を進めており、早期の事業拡大が期待される。日本アジア投資は、今回の新規投資に加え、今後もさらなる成長に向けて瀋陽中元を支援していく考え。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本アジア投資---「人工授精用医療機器」メーカーの瀋陽中元宜和生物科技有限公司へ投資実行