東芝<6502>はもみ合い。中国の独占禁止当局が買収案を承認したことで、東芝メモリの日米韓連合への売却を正式発表している。これにより同社は約1兆円の売却益を得ることになり、自己資本比率は現状の2割弱から4割超まで回復する見通し、懸案だった財務体質の改善にメドをつけたことになる。一方、昨年の増資で債務超過は回避できていたことから、虎の子の東芝メモリ売却による収益源の喪失をネガティブ視する向きもあるようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東芝---もみ合い、中国当局承認で東芝メモリの売却を正式発表